東京マラソン女子 40歳永友が日本勢4位! マスターズ日本記録を大幅更新 長崎・南島原在住

2025/03/03 [12:30] 公開

チームメートの吉冨(左)と写真に納まる永友(メモリード)=東京都庁前

チームメートの吉冨(左)と写真に納まる永友(メモリード)=東京都庁前

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40歳の永友(メモリード)が40~44歳のマスターズ女子日本記録を14分近く更新する2時間30分37秒で日本勢4位に入った。東京は初出場。「雷門もDJポリスも見られてお祭りみたいだった」と楽しそうに振り返った。

 南島原市在住。4人の子育てをしながら、38歳にして実業団入りした異色のランナーとして知られる。今年1月、全国都道府県対抗女子駅伝の長崎県代表に22年ぶりに選ばれるなど活躍の幅を広げていた。インフルエンザに感染して都大路を走れず、さらに左太もも内側を痛めて2月の県下郡市対抗駅伝も辞退したが、ほぼぶっつけ本番で自己記録を3分以上縮めた。

 前日本記録は長崎県の小栁由香が2017年3月、43歳の時に出した2時間44分28秒だった。同郷の先輩を超えたママさんランナーは「出産後のレースで負けたのが小栁さん。全然意識していなかったけれど、すごい人の記録を抜いたんですね」と声を弾ませていた。