「日本スポーツマスターズ」長崎で初開催 13競技に7000人熱戦

2024/09/13 [11:34] 公開

日本スポーツマスターズ2024長崎大会の日程

日本スポーツマスターズ2024長崎大会の日程

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日本スポーツマスターズ2024長崎大会(日本スポーツ協会、長崎県、長崎県スポーツ協会主催)は28日~10月1日、県内各地で13競技(うち3競技は先行開催)を実施する。原則35歳以上のシニアアスリートによる総合スポーツ大会で県内初開催。全国から約7千人が出場して熱戦を繰り広げる。

 生涯スポーツの普及、発展などを目的に2001年にスタート。五輪や国体、プロなどで活躍した選手をはじめ、スポーツ愛好家の中でも競技志向の高いシニアが数多く出場する。韓国チームも9競技に参加。スポーツを通じて交流を深める。
 27日に開会式(前夜祭)が行われ、28日からの会期中はサッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、自転車、ソフトテニス、軟式野球、ソフトボール、バドミントン、ボウリングを実施する。水泳は7、8日に既に終了。ゴルフ(19、20日)、空手(21~23日)は先行開催される。
 県勢は昨年の福井大会に82人が出場。ソフトボール男子の南島原クラブが初優勝を飾り、ボウリング男子の4人チーム戦が2位と健闘。ゴルフ女子団体も6位に入った。自転車男子5部(55歳以上60歳未満)の菊池雄幸がスプリントで優勝、ケイリンで2位に入るなど個人での活躍もあった。
 県勢は今回、全13競技に約500人がエントリーした。7、8日に先行開催された水泳には約100人が出場。30~34歳男子50メートル平泳ぎの吉野将史、70~74歳女子50メートル平泳ぎの峯壽子、75~79歳女子200メートル個人メドレーの藤波スズ子が優勝するなど好タイム、好成績が相次いだ。残る12競技でも県勢の活躍が期待される。