長崎県佐世保市の伝統工芸品、三川内焼の窯元散策を楽しむ「三川内焼窯元はまぜん祭り」が5月1~5日午前9時~午後5時、三川内皿山一帯で開かれる。職人の技を体験できるワークショップなど各種イベントを展開し「陶芸の里」の魅力を発信する。
「はまぜん」とは、陶磁器を焼成する際、ゆがみを防ぐために器の下に置く使い捨ての道具。祭りは、はまぜんに感謝し、三川内焼の製品を知ってもらおうと15の窯元でつくる実行委が開催し、39回目。
今年は、昨年始めたワークショップを拡大。職人の下書きをなぞって着色する「染め付け」と、竹べらを使ってキクの花などの飾りを作る「細工」が体験できる。いずれも実際の道具を使い、職人が指導する。作品は窯元で焼き上げ、郵送する。日程は3、4日の午後1時から2時間程度。料金は各1万円。
初企画として、三川内焼に魅了された若手作家による「新人アーティスト展」や、昔ながらの登り窯で作られた一点物の展示販売会「唯一無二の茶器展」を開催。恒例のオークションや窯元の商品券(1万5千円分)が贈られるフォトコンテストも実施する。
初日の午前10時半から、陶祖神社ではまぜん供養式がある。期間中は会場と三川内焼美術館、JR三河内駅を結ぶ無料シャトルバスを運行する。各窯元とイベントで地域通貨させぼeコインで決済すると最大20%をポイント還元するキャンペーンも実施する。
実行委員長の中里彰志さん(27)は「三川内は、はるか昔から続く技術と伝統を守り発展する数少ない地域。ぜひ見に来て、町の雰囲気も楽しんでほしい」と話している。
「はまぜん」とは、陶磁器を焼成する際、ゆがみを防ぐために器の下に置く使い捨ての道具。祭りは、はまぜんに感謝し、三川内焼の製品を知ってもらおうと15の窯元でつくる実行委が開催し、39回目。
今年は、昨年始めたワークショップを拡大。職人の下書きをなぞって着色する「染め付け」と、竹べらを使ってキクの花などの飾りを作る「細工」が体験できる。いずれも実際の道具を使い、職人が指導する。作品は窯元で焼き上げ、郵送する。日程は3、4日の午後1時から2時間程度。料金は各1万円。
初企画として、三川内焼に魅了された若手作家による「新人アーティスト展」や、昔ながらの登り窯で作られた一点物の展示販売会「唯一無二の茶器展」を開催。恒例のオークションや窯元の商品券(1万5千円分)が贈られるフォトコンテストも実施する。
初日の午前10時半から、陶祖神社ではまぜん供養式がある。期間中は会場と三川内焼美術館、JR三河内駅を結ぶ無料シャトルバスを運行する。各窯元とイベントで地域通貨させぼeコインで決済すると最大20%をポイント還元するキャンペーンも実施する。
実行委員長の中里彰志さん(27)は「三川内は、はるか昔から続く技術と伝統を守り発展する数少ない地域。ぜひ見に来て、町の雰囲気も楽しんでほしい」と話している。