長崎県内でインフル警報続く…コロナも増加、対策呼びかけ【16日発表】

長崎新聞 2025/01/17 [11:10] 公開

長崎県内・新型コロナ感染者数

長崎県内・新型コロナ感染者数

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長崎県は16日、6~12日の1週間の県内感染症発生動向調査速報を公表した。70定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は前週に比べ102人増の3294人。1医療機関当たり47・06人となった。
 1医療機関当たり30・00人の警報レベルを4週連続で超えた。県はマスク着用や換気のほか、発症・重症化を一定予防するワクチンの接種などを呼びかけている。
 地区別の1医療機関当たりでは、県北73・25人、長崎56・65人、県南51・50人などが多く、五島を除く9地区が警報レベルだった。年代別では10歳未満が40・3%で最多。次いで10代16・3%、40代7・9%など。
 新型コロナウイルスは70定点医療機関から前週比238人増の589人が報告された。1医療機関当たり8・41人。年代別では、80歳以上が20・5%で最も多く、次いで60代13・8%。県感染症情報センターは、前年は12月から2月にかけて感染者が増加したとして、感染対策を促している。