岩谷産業は21日、大阪・関西万博で運航する水素燃料電池船「まほろば」の披露式典を大阪市此花区で開いた。間島寛社長は「水素技術実装化のモデルケースとして、世界中に発信されることを期待している。『動くパビリオン』として多くの人に利用してもらいたい」とあいさつした。
まほろばはCO2を排出せず、一般的な内燃機関船に比べるとにおいや振動、騒音が少ない。4月15日から毎週火、金、土曜の週3回、USJ近くの船着き場と万博会場・夢洲を約30分で結ぶ。定員は150人。片道は大人3千円、子ども(6~12歳)は1500円で、大阪水上バスの「まほろば公式予約サイト」から予約できる。