長崎、諫早両市を拠点に行き場を失った犬の保護などに取り組む一般社団法人長崎ライフオブアニマル(木村愛子代表理事)は、動物の命と健康を守るための医療費支援を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。期限は30日まで。
「自分たちが住む地域から犬の殺処分ゼロを」という目標を掲げ、2009年にボランティア活動を開始した。長崎市動物愛護管理センターに収容された犬などを地道に保護。活動が実り、同市の犬の殺処分は14年からゼロが続く。
高齢化が進む中、飼い主の入院や施設への入所などでペットを飼えなくなるケースは後を絶たないという。木村さんは「引き取ってほしいという相談は多いが、本当に家族や友人でお世話ができる人はいないのかなどを確認してもらっている」。ライフオブアニマルはあくまでも「最後のとりで」という位置付けだ。
14年に長崎市、22年には諫早市にも保護施設を開所。数十匹の犬を収容できるが、その分医療費は高額になり、23年は約960万円に上った。病気やけがの治療はもちろん、不妊化やワクチン接種など手を尽くした結果だった。
メンバーの自己資金や寄付などで何とかやりくりしている状況。「医療費不足で手を差し伸べられない事態になってしまうのでは」との不安は尽きず、CF活用を決めた。
期限は30日午後11時まで。22日に第1目標の800万円を達成したが、第2目標の1千万円には届いていない。木村さんは「行き場のない犬や猫のために皆さんの力を貸してほしい」と呼びかけている。
「自分たちが住む地域から犬の殺処分ゼロを」という目標を掲げ、2009年にボランティア活動を開始した。長崎市動物愛護管理センターに収容された犬などを地道に保護。活動が実り、同市の犬の殺処分は14年からゼロが続く。
高齢化が進む中、飼い主の入院や施設への入所などでペットを飼えなくなるケースは後を絶たないという。木村さんは「引き取ってほしいという相談は多いが、本当に家族や友人でお世話ができる人はいないのかなどを確認してもらっている」。ライフオブアニマルはあくまでも「最後のとりで」という位置付けだ。
14年に長崎市、22年には諫早市にも保護施設を開所。数十匹の犬を収容できるが、その分医療費は高額になり、23年は約960万円に上った。病気やけがの治療はもちろん、不妊化やワクチン接種など手を尽くした結果だった。
メンバーの自己資金や寄付などで何とかやりくりしている状況。「医療費不足で手を差し伸べられない事態になってしまうのでは」との不安は尽きず、CF活用を決めた。
期限は30日午後11時まで。22日に第1目標の800万円を達成したが、第2目標の1千万円には届いていない。木村さんは「行き場のない犬や猫のために皆さんの力を貸してほしい」と呼びかけている。