街を“宴会場”に見立て、酒や料理を楽しみながら歌ったり踊ったりする高知の酒宴「土佐の『おきゃく』」が1日、高知市で始まった。よさこい踊りなども期間中に開催。早春の南国土佐に集った酔客らが酒や食事、音楽を楽しんだ。
「おきゃく」は土佐弁で宴会を意味する。街中に座敷や屋台が設けられ、居合わせた人とも杯を交わして親交を深める。
市中心部の東洋電化中央公園には地酒やカツオのたたきなどを扱った20店ほどの飲食ブースが設けられた。高知の気温は18度を超え、春を感じる陽気の中、会場から「乾杯」のにぎやかな声が聞こえてきた。