【ワシントン共同】グラス次期駐日米大使(64)は11日、ワシントンの日本大使公邸で開かれた会合に出席し、トランプ政権による相互関税を巡る日米交渉を念頭に「今後数週間、話すことがたくさんあるのは明らかだ。準備は整っており、楽観的だ」と述べた。会合を開いた山田重夫駐米大使は、グラス氏が13日の週に日本に到着すると明らかにした。
グラス氏は、日米関係を「どう発展させていくかが最も重要だ」と述べ、関係深化に尽力すると抱負を語った。人事承認に向けた議会公聴会では、防衛費増額や対米貿易黒字の削減を日本に求める考えを示していた。中国への厳しい姿勢でも知られる。