カステラ本家福砂屋が創業400周年 限定商品を特別販売 長崎・浜屋

2024/10/18 [12:00] 公開

数量限定の商品を買い求める客=長崎市、浜屋百貨店

数量限定の商品を買い求める客=長崎市、浜屋百貨店

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カステラ本家福砂屋(長崎市)の創業400周年を記念した特別販売会が17日、同市浜町の浜屋百貨店1階で始まった。催事限定の「ほうじ茶カステラ」や「沖縄限定カステラ」などを買い求める客でにぎわっている。22日まで。
 福砂屋は1624(寛永元)年の創業以来、卵割りから焼き上げまでを1人の職人が手作りする製法にこだわっている。
 会場には、限定デザインパッケージの「フクサヤキューブ(5個セット)」や甘く香ばしい香りが特長の「ほうじ茶カステラ」(1728円)のほか、石垣島産のキビ砂糖を織り交ぜた「沖縄限定カステラ」(同)などが数量限定で並ぶ。
 包装紙柄のエコバッグ(2750円)や、ロゴとして親しまれている蝙蝠(コウモリ)の形の「オリジナル波佐見焼皿」(7700円)も販売。福砂屋総務課長の田添龍平さんは「地域に愛されて続いてきた店の歴史や新しい魅力を感じてほしい」と話した。