高知がっかり名所、しっかり改修 「はりまや橋」装い新たに

共同通信 2025/03/14 [16:45] 公開

改修された高知市のはりまや橋=14日午前

改修された高知市のはりまや橋=14日午前

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 「がっかり名所」として知られる高知市のはりまや橋(長さ7・5m)の改修工事がこのほど終了し、再び渡ることができるように。工事中はフェンスで囲まれていたが、特徴の赤い欄干が塗り直されて装い新たに復活。しっかり「がっかり」できる高知観光が楽しめそうだ。

 高知市によると、昨年10月からの改修が終了し、今月13日から通行が可能に。橋は木製で、経年劣化で傷んだ床板を交換し、塗装し直した。

 はりまや橋は江戸時代、豪商だった「播磨屋」と「櫃屋」を隔てる堀川に架けられ、1998年に江戸時代の橋をイメージして造られた。堀川が埋め立てられるなどしたため、がっかり名所と呼ばれるようになった。