ハウステンボスにミッフィーの新エリア！　６月開業、コンセプトは「憧れの休日」　佐世保

長崎県佐世保市のハウステンボス（ＨＴＢ）は２１日、ミッフィーをテーマにした新エリア「Ｍｉｆｆｙ　Ｗｏｎｄｅｒ　Ｓｑｕａｒｅ」（ミッフィー・ワンダースクエア）を、６月２１日に開業すると発表した。開業をアジア最大級の投資会社「ＰＡＧ」傘下での成長戦略第１弾と位置付けている。

　新エリアはＨＴＢの中央にあるアムステルダムシティ内に設置。コンセプトは「ミッフィーとなかまたちの憧れの休日」。飛行機に乗ってＨＴＢの街並みを眺められるアトラクション「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」、ヨットに乗る「ミッフィー＆フレンズのヨットセーリング」など、ミッフィーの世界観を堪能できる空間に仕上げる。

　キャラクターを生かしたレストランやグッズ店も置くほか、秋にはミッフィーの絵本の世界に没入できる屋内型アトラクション「ミッフィーのドリームストーリーブック」も追加予定。

　投資額は非公表だが、ＨＴＢは「開業以来最大のプロジェクト」と強調している。髙村耕太郎社長は会見で「園内で過ごす時間の流れが少し単調という弱点を改善し、世代や性別を選ばず楽しい時間を提供していく」と語った。

　中世オランダの街並みを再現したＨＴＢ。ミッフィーはオランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏が生み出した人気キャラクターで、６月２１日に生誕７０周年を迎える。