野菜たっぷりタコライス・広めようゼロミート弁当 九文小5年生考案 エレナで販売

長崎新聞 2025/02/15 [11:50] 公開

「広めようゼロミート弁当」(手前)と「野菜たっぷりタコライス」

「広めようゼロミート弁当」(手前)と「野菜たっぷりタコライス」

  • 「広めようゼロミート弁当」(手前)と「野菜たっぷりタコライス」
  • 販売される商品の発表を受けて歓声を上げる児童=佐世保市、九州文化学園小中
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長崎県佐世保市花園町の九州文化学園小(橋本信博校長、158人)で、スーパー「エレナ」(同市)で販売する、5年生が考案した総菜や弁当の発表、試食会があった。商品は17日からエレナ全店で販売する。
 国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する授業の一環。5年生17人は大塚食品(大阪市)やエレナ、県国保・健康増進課による減塩や大豆ミート、シイラなどに関する出前授業を受講し、メニューの考案に挑戦。昨年11月に考案したメニューのプレゼンテーションに臨み、エレナに総菜のテナントとして入っている東洋食品(北九州市)が内容を踏まえて商品を製造した。
 発表、試食会は7日にあり、販売する二つの商品が発表されると児童たちから歓声が上がり、試食後にはメニュー名を多数決で決めた。いずれも健康志向な商品で、「野菜たっぷりタコライス」(645円)、「広めようゼロミート弁当」(753円)と命名。弁当には大豆ミートハンバーグやシイラのフライなどが入っている。
 石川真子さん(11)は「大豆ミートのハンバーグが本当のお肉みたいでとてもおいしかった。健康的な商品なので昼でも夜でもいつでも食べてもらいたい」と話した。