18日午後3時50分ごろ、埼玉県吉川市小松川のリサイクル業者敷地内で「ドラム缶の中から人の足が見える」と従業員から110番があった。缶の中から、成人とみられる遺体が見つかり、県警は死体遺棄事件として捜査している。
県警によると、遺体は性別、年齢不詳で、衣服は身につけていた。ドラム缶は金属製で直径約60センチ、深さ約90センチ。17日、県内の別の場所で回収されていた。従業員が缶のふたを開け、遺体を発見したという。
ドラム缶が発見された現場はJR武蔵野線の吉川駅から北東約2キロの、工場や住宅が立ち並ぶ地域。18日夜、リサイクル業者の敷地内には、コンテナや重機が置かれていた。