V長崎 ピーススタジアムで初練習 10月6日、大分と“開幕戦”

長崎新聞 2024/09/28 [11:15] 公開

新スタジアムで初練習するV長崎の選手たち=ピーススタジアム

新スタジアムで初練習するV長崎の選手たち=ピーススタジアム

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サッカーJ2のV・ファーレン長崎は27日、新しい本拠地として10月6日のJ2第34節大分戦から使用する長崎市のピーススタジアムで初練習を行った。ファンクラブ会員ら千人がスタンドから練習を見守る中、サッカー専用スタジアムの雰囲気やピッチの感触などを確かめた。
 選手たちは午前9時50分、ファンの歓声や拍手を浴びながらグラウンドに姿を見せ、真新しいピッチに一列に並んであいさつした。体をほぐした後、29日の第33節アウェー岡山戦に向けて約1時間半、ボールポゼッションの練習や連係の確認などに汗を流した。
 ピーススタジアムのこけら落としとなる大分戦の観戦チケットは、既に9割以上が売れている。約2万人の来場が見込まれており、主将の秋野は「このピッチで選手としてプレーできることは幸せ。V長崎が躍動している姿を見せたい」、前節の群馬戦でJ初ゴールを決めた下部組織出身の安部は「すごくワクワクしている。サポーターに囲まれて力がもらえると思う」と気持ちを高めている。
 第33節は首位清水(勝ち点71)と2位横浜FC(同70)が激突。3位長崎(同60)は4位岡山(同52)との上位対決に勝てれば、上位2チームにプレッシャーをかけることができる。下平監督は「日本一のスタジアム。選手たちのモチベーションも高い。まずは岡山戦で3連勝して新スタジアムに乗り込みたい」と気を引き締めた。
 ピーススタジアムの“開幕戦”となる大分戦は10月6日午後2時にキックオフされる。