医師が職員宅に侵入し、誹謗中傷…パワハラ行為で戒告処分、長崎・平戸市民病院

長崎新聞 2025/04/01 [11:00] 公開

長崎県の平戸市民病院は3月31日、後輩の男性職員にパワハラ行為をしたとして、男性医師(55)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は27日付。

 病院によると、医師は昨年7月22日午後11時過ぎ、酒を飲んで帰宅中に無施錠の職員宅に侵入。気配を感じて起床した職員に対し、約1時間にわたり誹謗(ひぼう)中傷を繰り返した。これ以前もこの職員に対し、夜間に突然の訪問を繰り返したり、昼休みに頻繁に職員宅を訪れ、たばこを無心したりしたという。同10月、職員から告発があり発覚した。

 病院事業管理者は「再発防止と信頼回復に向けて取り組みたい」としている。