東西南北端駅 スタンプ集めて JR3社がチャレンジ企画 新幹線で“超長距離”周遊

2024/07/24 [12:00] 公開

新幹線の最西端駅のスタンプを押す台紙=長崎駅

新幹線の最西端駅のスタンプを押す台紙=長崎駅

  • 新幹線の最西端駅のスタンプを押す台紙=長崎駅
  • 4駅のスタンプ(JR九州長崎支社提供)
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JR九州などは、長崎駅(長崎市)など国内の東西南北最極端にある四つの新幹線駅のスタンプを集める“超長距離”の周遊チャレンジ企画を実施している。19日から各駅で台紙の配布を始めた。
 4駅は西端の長崎駅をはじめ、北端の新函館北斗駅(北海道北斗市)、東端の八戸駅(青森県八戸市)、南端の鹿児島中央駅(鹿児島市)。JR東日本、JR北海道と連携し、地域観光に貢献しようと企画した。
 新幹線を利用し全4駅のスタンプを集めると、台紙に踏破証明スタンプが押され、缶バッジやキーホルダーなどノベルティ詰め合わせがもらえる。台紙は来年3月末まで配布する予定。各駅で大人用入場券(150円~200円)を購入して引き換える。
 JR九州長崎支社によると、午前6時17分に「かもめ」で長崎を出発。武雄温泉で「リレーかもめ」に、新鳥栖で「つばめ」に乗り換え、同9時10分に鹿児島中央着。同9時41分発「さくら」に乗車し、新神戸から「のぞみ」、東京から「はやぶさ」と乗り継ぎ、午後8時12分に八戸に到着する。翌日午前8時35分の「はやぶさ」に乗れば、同10時1分に新函館北斗に着き、4駅を制覇できる。この場合の運賃・料金は6万6610円。