立民・岡田氏　新長崎２区での衆院選「しっかり後押し」　長与での国政報告会で

立憲民主党の岡田克也幹事長は２８日、次期衆院選で新長崎２区に立候補を予定している同党の山田勝彦衆院議員（長崎３区）が、現２区で新選挙区でも２区となる西彼長与町で開いた国政報告会に出席した。終了後の報道陣の取材に岡田氏は、新２区での戦いに向け「選挙区がかなり変わる。しっかり後押ししたい」と述べた。
　新２区は現２区の島原、諫早、雲仙、南島原各市、西彼長与、時津両町と現３区の大村、対馬、壱岐各市。山田氏が４月の衆院長崎３区補欠選挙で当選後、長与町で国政報告会を開いたのは初めて。
　報告会で岡田氏は自民党派閥による裏金事件に触れ「政治家や政治に対する有権者の信頼を取り戻さないと、本当に大事なことを前に進められない」と強調。９月下旬の自民党総裁選後に解散総選挙の可能性が高いとの見方を示し、「日本の政治をしっかり変えたい」と訴えた。
　岡田氏は同日、新３区（現４区）の平戸市にも入った。