新指定国宝・重文を紹介 文化庁移転で京都初開催

共同通信 2025/04/18 [18:05] 公開

「新指定国宝・重要文化財」展の開会式でテープカットする、文化庁の都倉俊一長官(中央)ら=18日午後、京都市中京区の京都文化博物館

「新指定国宝・重要文化財」展の開会式でテープカットする、文化庁の都倉俊一長官(中央)ら=18日午後、京都市中京区の京都文化博物館

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 2025年に新たに指定される予定の文化財を紹介する「新指定国宝・重要文化財」展が19日から始まるのを前に、メディア向け内覧会が18日、京都文化博物館(京都市中京区)で開かれた。文化庁移転に伴い、初めて京都で開催される。5月11日まで。

 国宝4件と重要文化財42件の実物やパネルが展示される。国宝は、古事記の編者・太安万侶が実在していたことを示す「太安万侶銅板墓誌」(文化庁所蔵)や、法隆寺から皇室に献納された最古級の仮面群「伎楽面」(東京国立博物館所蔵)など。

 開館は午前10時~午後7時半で、4月21日と5月7日は休館。入場料は一般500円、大学生400円、高校生以下は無料。