長崎県新上五島町曽根郷に、まるで小さな教会堂と見まごう建物=写真=がある。その正体は1996年、合併前の旧新魚目町が「曽根教会下」バス停にしつらえた鉄筋コンクリート製の待合所。
前面の装飾は教会のパイプオルガンをイメージ。新上五島町によると、設置当時はパイプに風が当たって音がするかもとの期待もあったが、「残念ながら音を聞いたという人はまだ現れていない」そう。
音はしなくても、曽根教会や周囲の景観との“ハーモニー”は楽しめる。住民らの清掃で美しく保たれている待合所を通学に利用する町立魚目中2年、下谷香穂さん(14)は「きれいなバス停で気に入ってます」と笑顔。
前面の装飾は教会のパイプオルガンをイメージ。新上五島町によると、設置当時はパイプに風が当たって音がするかもとの期待もあったが、「残念ながら音を聞いたという人はまだ現れていない」そう。
音はしなくても、曽根教会や周囲の景観との“ハーモニー”は楽しめる。住民らの清掃で美しく保たれている待合所を通学に利用する町立魚目中2年、下谷香穂さん(14)は「きれいなバス停で気に入ってます」と笑顔。