ドラマ「海に眠るダイヤモンド」 神木隆之介さん「参加でき光栄」 長崎市役所を訪問

長崎新聞 2025/02/21 [12:15] 公開

鈴木市長(右)にドラマや長崎への思いを語る神木さん=長崎市役所

鈴木市長(右)にドラマや長崎への思いを語る神木さん=長崎市役所

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昨年10~12月放送の端島(通称・軍艦島)が舞台となったTBS系(NBC)ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の主演を務めた俳優、神木隆之介さん(31)が20日、長崎市役所を訪れ、ドラマや長崎への思いを語った。
 ドラマは高度成長期の活気ある端島の姿や、現在まで続く人々の絆などが描かれた。
 同日、市役所訪問前に端島に上陸したという神木さんは鈴木史朗市長との面談で「端島に生きる男を演じ、誰かの思い出と人生があったんだなと。過去から現在まで、つながっているのだと実感した。参加できて光栄だった」と回顧。鈴木市長は「ドラマを通して、今の軍艦島に人の暮らしがあったのだと思うと感慨深い」と話した。
 鈴木市長は記念品としてガラス工房「瑠璃庵」(同市松が枝町)の瑠璃色のタンブラーを贈呈した。
 面談後、神木さんは報道陣の取材に「端島そして長崎を実際に生きたつもりで演じた。長崎にいつでも帰ってきていい、と言っていただけるならうれしい」と笑顔を見せた。
 神木さんは4月18日、同市茂里町のベネックス長崎ブリックホールでトークイベント「神木SA」を開く。