第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、壱岐市の長崎県立壱岐高が21世紀枠で初選出された。県勢の21世紀枠での出場は初めてで、離島勢としては2016年の香川県立小豆島高(現小豆島中央高)以来、9年ぶり5校目。
21世紀枠は01年の第73回大会から導入された制度で▽他校の模範になる▽練習環境や部員不足など困難な状況を克服している-などを選考基準に、都道府県高野連が各1校を推薦。続いて全国9地区の代表を決め、ここから2校が選出されている。
男子部員21人全員が島内出身の壱岐高は、昨秋の九州地区県大会で創成館高、県立大崎高などの強豪を倒して準優勝。続く九州大会でも熊本県第1代表の専大熊本玉名高を退けて8強入りし、九州地区の21世紀枠校に選出されていた。
壱岐高の坂本徹監督は「感謝の気持ちでいっぱい。島民の方々に勇気を与えられるように頑張りたい」、浦上脩吾主将は「夢がかなってとてもうれしい。甲子園では自分たちらしく思い切ってプレーしたい」と気持ちを新たにしていた。
県勢の選抜出場は23年に長崎日大高、海星高が2校出場して以来で、県内離島からの甲子園出場は春夏通じて初めて。組み合わせ抽選会は3月7日に実施される。
21世紀枠は01年の第73回大会から導入された制度で▽他校の模範になる▽練習環境や部員不足など困難な状況を克服している-などを選考基準に、都道府県高野連が各1校を推薦。続いて全国9地区の代表を決め、ここから2校が選出されている。
男子部員21人全員が島内出身の壱岐高は、昨秋の九州地区県大会で創成館高、県立大崎高などの強豪を倒して準優勝。続く九州大会でも熊本県第1代表の専大熊本玉名高を退けて8強入りし、九州地区の21世紀枠校に選出されていた。
壱岐高の坂本徹監督は「感謝の気持ちでいっぱい。島民の方々に勇気を与えられるように頑張りたい」、浦上脩吾主将は「夢がかなってとてもうれしい。甲子園では自分たちらしく思い切ってプレーしたい」と気持ちを新たにしていた。
県勢の選抜出場は23年に長崎日大高、海星高が2校出場して以来で、県内離島からの甲子園出場は春夏通じて初めて。組み合わせ抽選会は3月7日に実施される。