島原、24日連続の猛暑日 長崎県内最長を更新

長崎新聞 2024/09/03 [10:17] 公開

長崎県内は今夏、最高気温35度以上の猛暑日が島原市で24日続き、連続日数が統計開始以来最長となった。これまでは2018年に大村市で15日間続いたのが最長だった。
 長崎地方気象台によると、太平洋高気圧の影響で暖かい空気に覆われ、晴れて日差しの強い日があったことから気温が高くなったという。
 島原市では7月22日から8月14日まで猛暑日が続き、同4日には県内観測史上最高の39・2度を記録した。8月は25日間が猛暑日だった。大村市でも同2日から17日まで16日間、猛暑日が続いた。
 8月の平均気温は佐世保30・1度、長崎29・8度、対馬市厳原29・1度など。それぞれ平年と比べ2・1度、1・7度、2・3度高かった。
 県内の気温は、台風10号が本県に接近した同28日ごろから下がり、本県を通過した同29日は最高気温が30度を下回った。今後1週間は晴れ、最高気温31~33度の日が続く見込み。