雲仙市の多比良バイパス 浜田橋から国見高、車道の供用開始 見通し良く交通円滑に 長崎

2024/07/05 [12:30] 公開

浜田橋付近から見たバイパス区間=雲仙市国見町

浜田橋付近から見たバイパス区間=雲仙市国見町

  • 浜田橋付近から見たバイパス区間=雲仙市国見町
  • 国道389号多比良バイパス
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長崎県雲仙市国見町の国道389号の多比良バイパス(全長1キロ)のうち、浜田橋付近から県立国見高付近までの0・54キロが5日、車道の供用を開始する。片側1車線で現在の国道よりも見通しが良くなり、車の通行がスムーズになる。歩道は今月中旬ごろから使えるようになる予定。
 県島原振興局によると、同バイパスは、多比良港入口交差点から国見高前まで。2013年度に着工し19年度に、同交差点から浜田橋付近まで開通した。総事業費約16億円。
 国道251号から広域農道へと南下する現在の389号は、住宅街で周辺に保育園などがあるが歩道がない。ほとんどが1車線で大型車と普通車とのすれ違いが困難だった。
 県島原振興局によると、同バイパスの供用開始で、地域住民の安全確保と交通の円滑化が期待されるという。