60キロ級文田、金メダル グレコローマン勢40年ぶり

2024/08/07 [03:29] 公開

男子グレコローマン60キロ級決勝 中国選手(左)を破り、金メダルを獲得した文田健一郎=パリ(共同)

男子グレコローマン60キロ級決勝 中国選手(左)を破り、金メダルを獲得した文田健一郎=パリ(共同)

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 【パリ共同】パリ五輪第12日の6日、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の決勝で文田健一郎(28)=ミキハウス=が曹利国(中国)を破り、金メダルを獲得した。男子グレコの日本勢の優勝は1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来40年ぶり。

 山梨県出身。豪快な反り投げを得意とし、2017、19年世界選手権制覇の軽量級第一人者。優勝候補として臨んだ21年東京五輪は銀メダルに終わり、雪辱を期したパリで勝負強さを発揮して待望の頂点に立った。