NHK杯全国高校放送コン 古賀さん(諫早高)連覇 アナウンス部門初の快挙

2024/07/26 [12:25] 公開

アナウンス部門で2年連続優勝という快挙を達成した古賀さん=東京、NHKホール(諫早高放送部提供)

アナウンス部門で2年連続優勝という快挙を達成した古賀さん=東京、NHKホール(諫早高放送部提供)

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第71回NHK杯全国高校放送コンテストの決勝が25日、東京・渋谷のNHKホールで開かれ、アナウンス部門で長崎県立諫早高3年の古賀美希さん(17)が2年連続で優勝した。同部門での連覇は大会史上初の快挙。
 古賀さんは、子ども食堂の運営に携わりながら農業ボランティアとして種まきや草取り、収穫などに励んでいる同級生を取材し、原稿にまとめた。同級生の「規格外の野菜でも、農家の方たちは同じように愛情を注いでいました。私がすべきことは、その愛を循環させることです」という印象的なコメントを使いながら、そんな愛が詰まった食材を丁寧に料理して提供する取り組みを紹介した。
 古賀さんは「達成感と喜びでいっぱい。昨年優勝したことで周囲から期待され、重圧も大きかったが力を出し切ることができた。次は8月の全国高校総合文化祭で日本一を目指したい」と話した。
 朗読部門では諫早高3年の金澤美羽さん(17)が決勝に進み、優良賞を受賞した。
 コンテストは都道府県予選を含め1375校、1万3233人が参加。テレビドキュメントなど計6部門で競った。