セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは11日、セブン側の協議への対応が「非常に限定的で失望している」との声明を公表した。セブンが10日、クシュタールに対し、米国内で展開するコンビニ全店舗の他社への一括売却を求めたことなどを巡り、即座に反論した。
クシュタールは13日に東京都内で記者会見を開く予定。単独路線を維持するセブンとの間で駆け引きが激化している。
クシュタールは声明で、米国内の一部店舗売却に向け既に調整に着手し、買収資金の調達にもめどを付けていると強調した。