長崎県平戸市生月町の舘浦漁協(鴨川周二組合長)が漁獲したシイラを、地場スーパー大手のエレナ(佐世保市)がフライ食品に加工し本県、佐賀県の全42店舗で販売。協力してシイラの消費拡大を目指している。
シイラはスズキ科で、くせのない味の白身が特徴。回遊してくるアゴ(トビウオ)の群れを狙って平戸近海に現れ、毎年8~11月に漁が行われる。同漁協では今年470トン(昨年比47%増)の水揚げがあり豊漁だった。
エレナは2022年、同漁協から鮮度の高いシイラを佐世保市内の流通施設に直接仕入れる仕組みを構築。鮮度を保ったまま冷凍保存する方法を研究し、年間を通じ提供できるフライ食品を開発。今年5月から本格的に販売している。同社によると、全店舗合わせて月間約50万~60万円の売り上げがあり好評という。
11日、鴨川組合長と同社の中村義昭専務取締役・営業本部長、相良健太郎取締役・経営企画室長らが平戸市役所を訪れ、黒田成彦市長に取り組みを報告。シイラのフライのほか、同漁協が11月に開いたシイラ料理コンテストでグランプリを受賞した「炙(あぶ)りシイラのマヒロール」などを提供した。フライを試食した黒田市長は「身がしっとり、ふっくらで豊潤な香りがする」と感想を述べ「民間レベルでスクラムを組み、成果を上げているのは素晴らしい」と話した。
シイラはスズキ科で、くせのない味の白身が特徴。回遊してくるアゴ(トビウオ)の群れを狙って平戸近海に現れ、毎年8~11月に漁が行われる。同漁協では今年470トン(昨年比47%増)の水揚げがあり豊漁だった。
エレナは2022年、同漁協から鮮度の高いシイラを佐世保市内の流通施設に直接仕入れる仕組みを構築。鮮度を保ったまま冷凍保存する方法を研究し、年間を通じ提供できるフライ食品を開発。今年5月から本格的に販売している。同社によると、全店舗合わせて月間約50万~60万円の売り上げがあり好評という。
11日、鴨川組合長と同社の中村義昭専務取締役・営業本部長、相良健太郎取締役・経営企画室長らが平戸市役所を訪れ、黒田成彦市長に取り組みを報告。シイラのフライのほか、同漁協が11月に開いたシイラ料理コンテストでグランプリを受賞した「炙(あぶ)りシイラのマヒロール」などを提供した。フライを試食した黒田市長は「身がしっとり、ふっくらで豊潤な香りがする」と感想を述べ「民間レベルでスクラムを組み、成果を上げているのは素晴らしい」と話した。