ラグビー 本山(長崎南山) 高校日本代表入り 「誇りと責任を持って頑張る」

2025/02/03 [12:12] 公開

ラグビー高校日本代表入りした本山(長崎南山)=大村市、県営放虎原ラグビー場

ラグビー高校日本代表入りした本山(長崎南山)=大村市、県営放虎原ラグビー場

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日本ラグビー協会は1日、2024年度の高校日本代表29人を発表。長崎県勢はリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ入りが決まっているプロップ本山佳龍(長崎南山3年)がメンバー入りした。県勢としては22年度に長崎北陽台からロック白丸智乃祐(筑波大)、フランカー亀井秋穂(明大)が選ばれて以来、2年ぶりの高校日本代表入り。
 本山は身長187センチ、体重115キロの巨漢。長崎南山中3年時の全国ジュニア大会で県選抜の準優勝に貢献すると、高校入学後は1年時からレギュラーとして活躍した。これまでU-17、U-19日本代表を経験。将来の日本代表候補として期待されるU-23日本代表候補の50人(大学生48、高校生2)にも飛び級で入っている。
 今回、高校日本代表入りしたのは全員3年生。本山のほか、今冬の全国高校大会(花園)でV2を達成した桐蔭学園(神奈川)から、主将のフランカー申驥世、SO丹羽雄丸ら最多の7人がメンバー入りした。
 代表チームは国内強化合宿を経て、3月10~25日にイングランドへ遠征。現地でU-19イングランド代表戦を含めて3試合に臨む。本山は「選ばれて率直にうれしい。全国の高校生の代表であり、長崎南山高の代表。誇りと責任を持って頑張りたい。イングランドの選手はみんなプロなので、そこにびびらず、強みのキャリーとスクラムで切り裂いていきたい」と本番を見据え、長崎南山の久保田一平監督は「正直、選ばれるだろうとは思っていた。自分の今できることを、全力でやってきてほしい」とエールを送っている。