「キッザケアナガサキ」初開催 小中学生400人、介護や福祉楽しく体験

2025/02/15 [12:10] 公開

車いすの動かし方を体験する子どもら=長崎市、出島メッセ長崎

車いすの動かし方を体験する子どもら=長崎市、出島メッセ長崎

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介護や福祉の職業を体験する「キッザケアナガサキ」(県主催)が9日、長崎市尾上町の出島メッセ長崎であり、小中学生400人が介護福祉士などの仕事を楽しく学んだ。
 子どもと保護者に介護や福祉の職業の魅力を伝え、進路の選択肢の一つとして考えてもらう目的で初めて開いた。現役の看護師、管理栄養士らが講師となり、普段の仕事を紹介。子どもたちは真剣な表情で説明に耳を傾け、介護ブースでは車いすのサポート、看護師ブースでは聴診器の使い方や脈拍の測定を体験した。
 南島原市立有家小4年の隈部稀愛さん(10)は「介護の仕事がどういうものか興味があって参加した。車いすの坂道の動かし方など勉強になった」と話した。