長崎県は27日、マダニ類が媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に南島原市の70代女性が感染したと発表した。今年の県内での感染確認は2例目。
県地域保健推進課によると、女性は19日に食欲不振や全身倦怠(けんたい)感などの症状を訴え、医療機関を受診。25日に感染が判明した。SFTSを発症した飼い猫から感染したとみられる。入院はせず、回復に向かっているという。
SFTSはウイルスを保有するマダニにかまれることで感染。近年はSFTSを発症した動物からの感染事例も報告されている。ワクチンはなく、主な症状は発熱や嘔吐(おうと)などの消化器症状。潜伏期間は6日~2週間で、重症化すると死亡する恐れがある。昨年は県内で13件感染が確認された。
ダニの活動は4月ごろから活発化する。県は、農作業など屋外で活動する際は肌の露出を減らすほか、吸着するマダニを見つけたら無理に引き抜かず、医療機関で処置するよう注意喚起。動物を飼育している場合は過剰なふれあいを控えるよう呼びかけている。
県地域保健推進課によると、女性は19日に食欲不振や全身倦怠(けんたい)感などの症状を訴え、医療機関を受診。25日に感染が判明した。SFTSを発症した飼い猫から感染したとみられる。入院はせず、回復に向かっているという。
SFTSはウイルスを保有するマダニにかまれることで感染。近年はSFTSを発症した動物からの感染事例も報告されている。ワクチンはなく、主な症状は発熱や嘔吐(おうと)などの消化器症状。潜伏期間は6日~2週間で、重症化すると死亡する恐れがある。昨年は県内で13件感染が確認された。
ダニの活動は4月ごろから活発化する。県は、農作業など屋外で活動する際は肌の露出を減らすほか、吸着するマダニを見つけたら無理に引き抜かず、医療機関で処置するよう注意喚起。動物を飼育している場合は過剰なふれあいを控えるよう呼びかけている。