長崎県教委は20日、小学5年と中学2年を対象とした2024年度全国体力テストの結果を発表した。50メートル走や握力など8種目の体力合計点は、中2男子が前年度より改善し、新型コロナウイルス禍前の水準に戻った。
テストは今年4~7月、県内の全公立小中学校で「上体起こし」「立ち幅跳び」など8種目を調査。中2は持久走か20メートルシャトルランを各校で選んだ。
体力合計点(80点満点)の平均値は、小5が男子51・47点(全国平均52・53点)、女子53・24点(同53・92点)。中2は男子41・43点(同41・86点)、女子47・60点(同47・37点)。中2女子だけが全国平均を上回った。
種目別では、小5と中2共に「持久走」「20メートルシャトルラン」「ボール投げ」が全国平均以上か同じレベル。中2男子の「長座体前屈」が県内の過去最高を記録した。
1週間の総運動時間が1日1時間に相当する「420分以上」だった割合は、小5が男子54・1%(全国50・5%)、女子32・6%(同28・5%)。中2は男子80・5%(同77・6%)、女子59・9%(同56・3%)。いずれも全国より多かった。
県教委体育保健課は「小学校低学年から運動の習慣をつけることが必要」と分析。一部の学校では、体育倉庫の壁にボールを当てる的をつくるなど運動意欲を向上させる工夫をしている。同課は「動きが他の学校にも広がりつつあり、今後も拡大したい」としている。
テストは今年4~7月、県内の全公立小中学校で「上体起こし」「立ち幅跳び」など8種目を調査。中2は持久走か20メートルシャトルランを各校で選んだ。
体力合計点(80点満点)の平均値は、小5が男子51・47点(全国平均52・53点)、女子53・24点(同53・92点)。中2は男子41・43点(同41・86点)、女子47・60点(同47・37点)。中2女子だけが全国平均を上回った。
種目別では、小5と中2共に「持久走」「20メートルシャトルラン」「ボール投げ」が全国平均以上か同じレベル。中2男子の「長座体前屈」が県内の過去最高を記録した。
1週間の総運動時間が1日1時間に相当する「420分以上」だった割合は、小5が男子54・1%(全国50・5%)、女子32・6%(同28・5%)。中2は男子80・5%(同77・6%)、女子59・9%(同56・3%)。いずれも全国より多かった。
県教委体育保健課は「小学校低学年から運動の習慣をつけることが必要」と分析。一部の学校では、体育倉庫の壁にボールを当てる的をつくるなど運動意欲を向上させる工夫をしている。同課は「動きが他の学校にも広がりつつあり、今後も拡大したい」としている。