長崎県佐世保市は21日、県内初となる夜間学級を市立祇園中(佐々木則弘校長)に開設した。13人が入学し、市立中学に在籍する7人が入級。原則3年間で修業し、中学卒の資格を得ることができる。
文科省が公布した「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」に基づいて開設。10~80代の市民が入学、入級した。開級式で佐々木校長は「新たな知識と出合い、仲間と励まし合い、ともに成長していく喜びを感じることと思う。この貴重な時間が人生をより豊かにする」と式辞を述べた。
陣内康昭教育長は「皆さんの学びたいという思いを応援し続けていく」と告辞。新入生を代表して田中敬男さん(85)が「喜びと希望に満ちあふれている。学び続ける喜びを分かち合い、充実した学校生活を送る」と誓いの言葉を述べた。
宮島大典市長は定例会見で「多様な背景を持った方々の願いに応じた幅広い教育を提供。全ての生徒が自己成長や学ぶ喜びを実感でき、夢や希望がかなえられるよう支援したい」と語った。
夜間学級は市在住者が対象。年齢や国籍を問わず、中学を卒業していない人や、卒業しながらもさまざまな事情で十分に教育を受けられなかった人に、教育の場を提供する。不登校の中学生も市立中学などに在籍しながら入級できる。
授業科目は昼間の中学校と同じで、特別の教育課程を編成。年間授業数は約3割少ない700時間程度で、授業料と教科書は無償となる。
文科省が公布した「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」に基づいて開設。10~80代の市民が入学、入級した。開級式で佐々木校長は「新たな知識と出合い、仲間と励まし合い、ともに成長していく喜びを感じることと思う。この貴重な時間が人生をより豊かにする」と式辞を述べた。
陣内康昭教育長は「皆さんの学びたいという思いを応援し続けていく」と告辞。新入生を代表して田中敬男さん(85)が「喜びと希望に満ちあふれている。学び続ける喜びを分かち合い、充実した学校生活を送る」と誓いの言葉を述べた。
宮島大典市長は定例会見で「多様な背景を持った方々の願いに応じた幅広い教育を提供。全ての生徒が自己成長や学ぶ喜びを実感でき、夢や希望がかなえられるよう支援したい」と語った。
夜間学級は市在住者が対象。年齢や国籍を問わず、中学を卒業していない人や、卒業しながらもさまざまな事情で十分に教育を受けられなかった人に、教育の場を提供する。不登校の中学生も市立中学などに在籍しながら入級できる。
授業科目は昼間の中学校と同じで、特別の教育課程を編成。年間授業数は約3割少ない700時間程度で、授業料と教科書は無償となる。