JR東日本は19、20の両日、羽田空港と東京都心などを直通する「羽田空港アクセス線」の関連工事に伴い、山手線と京浜東北線の一部区間を運休とし、運行する区間も列車の本数を通常の4~8割に減らす。乗客には「ご迷惑をおかけする」として理解を求め、他の路線や鉄道会社の利用を呼びかけている。
JR東によると、山手線は外回りの上野―大崎間が19日の始発~20日の正午ごろ、内回りの大崎―上野間が20日の始発~正午ごろそれぞれ運休。京浜東北線は東十条―品川間が19日の始発~20日の正午ごろ運休となる。
対策として、運休区間を並走する上野東京ラインの品川―上野間などで列車を増発し、私鉄各社や都営地下鉄への振り替え輸送を実施する。
工事は、羽田空港と東京駅方面を直通する「東山手ルート」の2031年度の開業に向け、東京都港区の田町駅でのホーム拡幅や、付近の線路切り替えを行う。
JR東はホームページで周知しており、16~20日は問い合わせの電話窓口を設置する。電話番号は050(2016)1625。