「身が引き締まる思い」 出口市長が初登庁 長崎・五島

2024/09/06 [10:50] 公開

職員から花束を受け取る出口市長(左)=五島市役所

職員から花束を受け取る出口市長(左)=五島市役所

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任期満了に伴う長崎県五島市長選で初当選した出口太市長が5日、市役所に初登庁。就任式で市幹部や職員を前に「責任の重さに身が引き締まる思い。誠実、公平をモットーに公約の実現を通じて五島市の発展に尽くす」と抱負を述べた。
 出口市長は職員の拍手に迎えられ、玄関前で花束を受け取った後、表情を引き締めて庁舎内に入った。
 就任式で「最大の課題は人口減少と高齢化。解決へと導くために全力を尽くす」とし、公約に掲げた有人国境離島法(国境離島新法)の延長、農林水産業の振興、高齢者の交通手段改善などに注力する考えを強調した。
 議員によるハラスメント問題にも言及し「あらゆるハラスメントから皆さんを守る。対策に取り組みたい」と述べた。