長崎北陽台きょう2回戦! Aシード大阪桐蔭と対戦 第104回全国高校ラグビー大会

2024/12/30 [10:20] 公開

大阪桐蔭戦へ向けて調整練習する長崎北陽台の選手たち=鴻ノ池運動公園

大阪桐蔭戦へ向けて調整練習する長崎北陽台の選手たち=鴻ノ池運動公園

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第104回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われる。長崎県代表の長崎北陽台は第1グラウンドの第4試合(13時15分)でAシードの大阪桐蔭(大阪第1)と対戦。今季、15人制で練習試合を含めて無敗の王者に、ノーシードの県立普通校が挑戦する。
 2回戦からは大阪桐蔭を含めてシード13校が登場。試合のレベルは一気に上がってくる。今大会は長崎北陽台をはじめ、シード校に匹敵するチームが多く、いくつかのシード校が初戦で敗退する可能性もある。大阪桐蔭-長崎北陽台、中部大春日丘(愛知)-京都工学院、報徳学園(兵庫)-目黒学院(東京第1)などは屈指の好カードになりそうだ。
 28日の1回戦で城東(徳島)を56-19で退けた長崎北陽台は29日午前9時半から、奈良市の鴻ノ池運動公園で調整練習。27日から現地入りしている大川校長が「北陽台のラグビーを見せて、大阪桐蔭を倒してほしい」と激励した後、選手たちはFW、バックスに分かれてサインプレーなどを最終確認した。
 大阪桐蔭は9人の高校日本代表候補を擁しており、特にスクラムの強さに自信を持つチーム。長崎北陽台の最前線でスクラムを組むプロップ相川は「スクラムやリフトなどのセットプレーを安定させて、チームに勢いをつけたい。後は体を張って、ひた向きに頑張る」、副主将のFB山口幸は「自分たちができるベストのゲームをして勝つ」と金星獲得を誓っていた。