4カ国のヨットが壱岐に ジャパンラリーで寄港 外国人セーラーと市民が交流

長崎新聞 2025/04/26 [12:10] 公開

ヨット見学に訪れ、セーラーたちと交流する家族連れ=壱岐市郷ノ浦町

ヨット見学に訪れ、セーラーたちと交流する家族連れ=壱岐市郷ノ浦町

大きい写真を見る
長崎県壱岐市郷ノ浦町の郷ノ浦新港に20日、ジャパンヨットラリーに参加している米国など4カ国計6隻が寄港。ヨット見学やバーベキューなどを通じて、外国人セーラーと市民が交流した。
 主催した企業によると、ジャパンヨットラリー(3月14日~6月1日)では沖縄から北海道まで日本各地の自然や文化、歴史を体験しながら航海。壱岐など全国3カ所ではセーラーたちが一堂に会して地元で交流する。
 見学に来た市立箱崎小3年の山本香明さん(8)は「言葉が分からなかったけど舵(かじ)を回させてくれたり楽しかった。快適そうなお船ばかりだった」と話した。
 主催企業創設者のカーク・パタソンさん(71)は「壱岐は素晴らしい。来年は壱岐を発着に5カ月かけて、日本海からオホーツク海、太平洋を回る日本一周(沖縄を除く)ラリーを計画している」と明かした。