スカイランタンふわり、ゆらり　旅行会社が長崎で企画、願い事書いた短冊も

夜空に浮かぶスカイランタン約２８０個－。長崎市江戸町の県庁舎跡地で１１日、観光客が「無病息災」や「受験合格」など願い事を書いた短冊を張り、揚げた。
　長崎ランタンフェスティバルに合わせて読売旅行が県内ツアーの一環で初めて企画。関西や中四国、九州などから約６３０人が参加した。白い和紙からオレンジ色の発光ダイオード（ＬＥＤ）ライトが透け、ほのかにともる。
　ヘリウムガスを入れた紙風船がカウントダウンで一斉にふわり、ゆらり。ひもで操り最高８メートルまで浮上した。福岡県久留米市から親子で訪れた白水明美さん（６５）と花奈さん（２８）は「家族と愛犬の健康を祈った。きれいで感激した」と声を弾ませた。
　ランフェスは１２日、最終日を迎える。