全国のよさこい踊り隊が共演 「平戸南風夜風人まつり~秋の陣~」 長崎

2024/09/22 [12:29] 公開

ダイナミックな舞踊を披露する風神社中=平戸港交流広場

ダイナミックな舞踊を披露する風神社中=平戸港交流広場

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全国のよさこい踊り隊が共演するイベント「平戸南風夜(はいや)風人まつり~秋の陣~」が長崎県平戸市内であった。県内外から18チームが参加、多彩な舞踊で観客を魅了した。
 平戸を拠点に活動する踊り隊「風神社中」(近藤善弘代表、約20人)が地域活性化やチーム間の交流を深める目的で開き、19回目。コロナ禍を経て5年ぶりに実施された。
 14日の前夜祭は岩の上町の亀岡神社で7チームが踊りを奉納。15日の本祭は宮の町の平戸港交流広場であり、全18チームが出演した。
 各チームの踊り子たちは、あでやかな着物などをまとい、リズミカルな音楽に合わせて華麗な踊りを見せた。風神社中は平戸の伝統芸能「田助ハイヤ節」を取り入れた演目「懐(かい)やひらんど」を披露。ダイナミックな舞踊に会場からは大きな拍手が送られた。
 孫が出演した竹田初代さん(83)は「振り付けに迫力があり元気をもらえた」と笑顔。風神社中リーダーの一山翼さん(31)は「満足いく踊りで練習の成果が出せた。イベント自体も盛り上がってうれしい」と話した。