長崎県の大石賢吾知事は21日の定例会見で、2019年3月から運休していた長崎空港の国際定期航空路線、長崎-韓国ソウル(仁川)線が10月27日から約5年半ぶりに再開すると明らかにした。韓国最大手の大韓航空が運航。便数は韓国側の認可を待っており、調整中としている。
県国際観光振興室によると、同路線は大韓航空が1988年12月から最大週3便運航。竹島問題の影響で利用が低迷し、2013年3月に運休。その後、同社傘下の格安航空会社(LCC)ジンエアーが同7月から運航したが、15年10月に撤退した。16年10月に別のLCCエアソウルが週4便で再開し、最終的には週3便の搭乗率に伸び悩み、19年3月から運休。事実上の撤退となっていた。
誘致活動に取り組んできた県は、地域別の外国人延べ宿泊者数で、韓国が一番多いことや、ゴルフ場、温泉があることが評価されたとみている。
大石知事は「インバウンド(訪日客)はもちろん、長崎から海外に行く方にとっても利便性が向上する。皆さんに活用いただき経済活動が盛んになれば」と述べた。また、大石知事は22日から韓国を訪れ、大韓航空本社などを訪問し、PRする。
再開に先駆け、韓国からの搭乗に限り9月13、16、19、22日、各1往復のチャーター便も運航する。長崎、佐世保両市のほか島原半島や五島列島などを巡るツアーやゴルフツアーが予定されている。
県国際観光振興室によると、同路線は大韓航空が1988年12月から最大週3便運航。竹島問題の影響で利用が低迷し、2013年3月に運休。その後、同社傘下の格安航空会社(LCC)ジンエアーが同7月から運航したが、15年10月に撤退した。16年10月に別のLCCエアソウルが週4便で再開し、最終的には週3便の搭乗率に伸び悩み、19年3月から運休。事実上の撤退となっていた。
誘致活動に取り組んできた県は、地域別の外国人延べ宿泊者数で、韓国が一番多いことや、ゴルフ場、温泉があることが評価されたとみている。
大石知事は「インバウンド(訪日客)はもちろん、長崎から海外に行く方にとっても利便性が向上する。皆さんに活用いただき経済活動が盛んになれば」と述べた。また、大石知事は22日から韓国を訪れ、大韓航空本社などを訪問し、PRする。
再開に先駆け、韓国からの搭乗に限り9月13、16、19、22日、各1往復のチャーター便も運航する。長崎、佐世保両市のほか島原半島や五島列島などを巡るツアーやゴルフツアーが予定されている。