畝刈・三重で子ども食堂 弁当など配布、子どもの居場所も 12月まで不定期開催 長崎

2024/09/15 [12:29] 公開

子ども食堂を開いている峰さん(左)ら=長崎市三重地区市民センター

子ども食堂を開いている峰さん(左)ら=長崎市三重地区市民センター

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長崎市畝刈町の三重地区市民センターで13日、子ども食堂「こども食堂ながさき村」があり、住民約80人に弁当や日用品などを配った。12月まで不定期で開催するNPO法人ながさき村の峰亜弓代表(46)は「必要とする多くの人に届けたい。気軽に来てほしい」と呼びかけている。
 こども家庭庁の「ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業」の一環。同法人はこれまでも体験教室や少人数向けの子ども食堂を実施してきた。今回は受け入れ人数を拡大し、子どもたちの居場所としても開放。看護師が無料で健康相談も受け付ける。
 この日は、学校帰りの子どもや保護者が続々と弁当を受け取り、ボードゲームや雑談をして、にぎやかに過ごした。初めて利用した市立三重小2年の安永翔空(とあ)さん(7)は「学校でお知らせをもらって来た。ゲームもできて楽しい」、母親の祐加さん(36)は「子ども食堂があって助かる。子どもが遊んだり、弁当を食べられたりできる場所もあっていい」とそれぞれ話した。
 次回は20日午後5時~7時、同センターで開く。無料。予約不要。以降の開催日などは同法人のホームページで順次確認できる。問い合わせは峰さん(電080・4284・5874)。