公安庁がオウム特設サイト 遺族証言や手記掲載

共同通信 2025/02/26 [05:32] 公開

「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」のトップページ(公安調査庁提供)

「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」のトップページ(公安調査庁提供)

大きい写真を見る

 オウム真理教による地下鉄サリン事件から3月で30年となるのを前に、公安調査庁は、教団による事件の遺族や被害者らのインタビュー動画や手記などを集めた特設サイト「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」を公開した。当時の教団内部の写真なども多数掲載。事件を知らない若い世代にも見てもらいたいとしている。

 インタビューで証言するのは、地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(78)ら。事件発生直後の地下鉄駅の様子や教団施設「サティアン」などの写真約100点を掲載したほか、発生当時の緊迫感を伝える警察無線の音声を聞くこともできる。