大阪府枚方市のマンションで昨年5月、住人の関西外国語大2年渡辺華蓮さん=当時(19)=を刺殺したとして、殺人や窃盗などの罪に問われた元交際相手の無職西光勝被告(27)は17日、大阪地裁(三村三緒裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「一切間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、被告は昨年5月16日、マンションの渡辺さんの部屋で、刃渡り約17センチの包丁で首などを突き刺し、失血死させたほか、渡辺さんのノートパソコンなど6点を盗んだとしている。
同月18日に、被告が大阪市内のホテルから「料金が払えない」と大阪府警に通報、駆け付けた警察官に「人を殺した」と話し発覚した。