憲法学者の小林節慶応大名誉教授が22日、長崎市桜町の県勤労福祉会館で「諦めずに政権交代を実現する方法」と題し講演した。市民ら約180人を前に「憲法改正ではなく、憲法改悪を批判し、内容で勝負するべきだ」と訴えた。
県労連や共産党県委員会などでつくる「平和・民主主義・革新の日本をめざす長崎県の会」(県革新懇)主催。
小林氏は大規模災害時などに政府の権限を強化する「緊急事態条項」について言及。現行の法律を使うべきとした上で「それを使わずに強力な法律をつくるのは無駄だ」と批判した。自民党の世襲議員について「特定の血筋が権力を独占することは貴族階級を生むこと。こうしたことを個別具体的に批判していくべきだ」と述べた。
県労連や共産党県委員会などでつくる「平和・民主主義・革新の日本をめざす長崎県の会」(県革新懇)主催。
小林氏は大規模災害時などに政府の権限を強化する「緊急事態条項」について言及。現行の法律を使うべきとした上で「それを使わずに強力な法律をつくるのは無駄だ」と批判した。自民党の世襲議員について「特定の血筋が権力を独占することは貴族階級を生むこと。こうしたことを個別具体的に批判していくべきだ」と述べた。