画家や作家、映画監督として活動した大宮エリーさんが23日、病気のため死去した。49歳。大阪府出身。葬儀・告別式は親族、近親者で行う。
東京大薬学部を卒業して広告会社に入社。コピーライター、CMプランナーとして活動後に独立した。2006年に映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー。12年から絵画の制作を始めた。
23年には、ベネチア国際映画祭で、仮想現実(VR)作品を集めたエクステンデッドリアリティー(XR)部門に「周波数」がノミネートされた。
テレビドラマや舞台の脚本なども手がけた。主な著書にエッセー集「生きるコント」など。