万博の顔「ミャクミャク」大人気 撮影に行列、グッズ好評

共同通信 2025/04/19 [15:16] 公開

ミャクミャクのグッズがずらりと並ぶ会場内のショップ=18日、大阪市此花区の夢洲

ミャクミャクのグッズがずらりと並ぶ会場内のショップ=18日、大阪市此花区の夢洲

  • ミャクミャクのグッズがずらりと並ぶ会場内のショップ=18日、大阪市此花区の夢洲
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 大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が大人気だ。会場にある像の前は記念撮影する来場者で連日行列ができ、関連グッズも好評で飛ぶように売れている。奇抜なデザインに「不気味」との声もあったが、“万博の顔”として今や欠かせない存在になっている。

 環状につなげた「赤い細胞」と「清い水」を表す青色の体を組み合わせたミャクミャク。「いろいろな形に姿を変えられる」のが特技で、今は人間の姿をまねているとの設定だ。

 人工島・夢洲(大阪市)の会場は東西ゲート付近に高さ約4mのモニュメント像が設置されており、撮影を楽しむ来場者が列をなすのがおなじみの光景になっている。ミャクミャクと触れ合えたり、アニメを見たりできる「ミャクミャクハウス」もファンで混み合う。

 「背筋がぞわっとする気持ち悪さが愛くるしい。かわいいと気づくのがみんな遅いわ」と神戸市の尭友理さん(51)。米国から訪れたアマンダ・ホフマンさん(44)は「最初は奇妙だと思ったが、動く姿を見るうちにチャーミングさに気づいた」と笑う。