九州郵船(福岡市)は26日、博多と壱岐、対馬を結ぶジェットフォイル、フェリーなどの運賃を引き上げる方針を示した。長崎県壱岐市で同日開かれた市航路対策協議会(会長・篠原一生市長)で同社が説明した。
同社の運賃引き上げは2014年と19年の消費税率引き上げに伴う改定を除き、実質19年ぶり。同社によると、離島の人口減少・高齢化による輸送需要の減少、燃油価格高騰などが理由。4月1日からの引き上げを予定している。
主な改定はジェットフォイルの博多-壱岐、博多-厳原がそれぞれ720円、壱岐-厳原が750円の値上げ。フェリーは博多-壱岐-対馬航路の各区間の旅客運賃を現行より230~320円引き上げる。自動車航送運賃は各区間で16・3~17・9%増。
離島空路を運航しているオリエンタルエアブリッジ(ORC、大村市)も3月30日搭乗分から予定している平均6%の値上げについて報告した。
市は市民生活への影響を抑えたいとして、九州郵船に貨物運送や観光客などへの影響を考慮した最大限の配慮を求める要望書を提出する方針。協議会で篠原市長は23年12月に起きた同社の高速船「ヴィーナス2」の漂流事故を受け、今後の安全運航を求めた。
同社の運賃引き上げは2014年と19年の消費税率引き上げに伴う改定を除き、実質19年ぶり。同社によると、離島の人口減少・高齢化による輸送需要の減少、燃油価格高騰などが理由。4月1日からの引き上げを予定している。
主な改定はジェットフォイルの博多-壱岐、博多-厳原がそれぞれ720円、壱岐-厳原が750円の値上げ。フェリーは博多-壱岐-対馬航路の各区間の旅客運賃を現行より230~320円引き上げる。自動車航送運賃は各区間で16・3~17・9%増。
離島空路を運航しているオリエンタルエアブリッジ(ORC、大村市)も3月30日搭乗分から予定している平均6%の値上げについて報告した。
市は市民生活への影響を抑えたいとして、九州郵船に貨物運送や観光客などへの影響を考慮した最大限の配慮を求める要望書を提出する方針。協議会で篠原市長は23年12月に起きた同社の高速船「ヴィーナス2」の漂流事故を受け、今後の安全運航を求めた。