長崎県壱岐沖の民間医療用ヘリコプター事故を受け、安全確認のため7日から運航を休止している本県のドクターヘリについて県は15日、運休期間の延長を発表した。当初11日としていた再開時期を「16日以降」に延期した経緯があり、再延期となる。今回は再開時期のめどを示していない。
休止延長の理由について県医療政策課は、実際にヘリを運用する国立病院機構長崎医療センター(大村市)から、点検結果と安全面について「より詳しい説明を求められている」などとしている。県のドクターヘリは6日に壱岐沖で事故を起こした機体と同型機。事故原因が判然とせず、関係者は「医療スタッフの不安を完全に取り除けていない」と話す。
運休中は県防災ヘリや佐賀県のドクターヘリに協力を要請しており、15日までに県防災ヘリの上五島地区への出動が1件、佐賀県のドクターヘリの長崎本土への出動が2件あったという。同課の担当者は「救急医療体制に支障がないよう対応するとしか今は言えない」と述べ、再開時期について具体的な言及を避けた。
休止延長の理由について県医療政策課は、実際にヘリを運用する国立病院機構長崎医療センター(大村市)から、点検結果と安全面について「より詳しい説明を求められている」などとしている。県のドクターヘリは6日に壱岐沖で事故を起こした機体と同型機。事故原因が判然とせず、関係者は「医療スタッフの不安を完全に取り除けていない」と話す。
運休中は県防災ヘリや佐賀県のドクターヘリに協力を要請しており、15日までに県防災ヘリの上五島地区への出動が1件、佐賀県のドクターヘリの長崎本土への出動が2件あったという。同課の担当者は「救急医療体制に支障がないよう対応するとしか今は言えない」と述べ、再開時期について具体的な言及を避けた。