長崎県ロケの映画やドラマを誘致、支援する県フィルムコミッション(FC)は、2014年度に県観光連盟に編入されてから10年が過ぎた。毎年度の支援実績はほぼ100件を超え、支援した作品がロケ情報誌の賞で上位に選ばれるなど業界の評価は高い。話題作のロケが続く“追い風”に乗り、ロケ地を観光に生かす「ロケツーリズム」も本格化している。
県FCは2002年に任意団体として設立。事務処理負担を減らし、本来の支援業務に集中するため、14年度から県観光連盟の所属となった。
担当業務は幅広い。制作者から寄せられる企画書などを基に、イメージに合ったロケ候補地の情報提供に始まり、ロケハン(ロケ地調査)、シナハン(脚本取材)も調整、同行する。実際に撮影に入ると、各種許可申請の協力、宿泊施設やケータリングなどの企業紹介、エキストラの募集、手配なども担う。
14年度以降、年間100~120件を支援。半数以上が実際のロケにつながっている。新型コロナウイルス禍の期間中もリモート取材協力やロケハン代理などで需要を一定維持した。
22年度以降はNHK朝の連続テレビ小説、フジテレビ系「月9」枠、TBS系「日曜劇場」枠などテレビドラマの話題作が続いた。今年は、俳優のオダギリジョーさんが製作、主演する「夏の砂の上」やカズオ・イシグロさん原作の「遠い山なみの光」など本県ゆかりの映画の公開が控えている。
こうした中、県FCは、作品のプロモーションと絡めたロケ地のPRに力を入れ始めた。制作者側とあらかじめ権利処理確認書を交わし、完成作品の宣材写真の使用許諾を明確化。昨年は月9ドラマ「君が心をくれたから」とアニメ映画「きみの色」のロケ地マップを作製し、作品の場面写真を盛り込んだ。
県の観光ウェブサイト「ながさき旅ネット」内には、県内ロケ作品やロケ地を紹介する特集ページを新たに開設。ロケ地を巡るモデルコースを掲載し、“聖地巡礼”をPRしている。
全国では、地元企業が作品とコラボレーションした商品や飲食メニューを開発する動きなども活発化している。県FCの担当者は「作品に対するファンの熱量は大きく、ロケツーリズムにはビジネスチャンスが眠っている。県FCの経験の蓄積を生かしつつ、市町や地元企業と連携して経済効果を高めたい」としている。
県FCは2002年に任意団体として設立。事務処理負担を減らし、本来の支援業務に集中するため、14年度から県観光連盟の所属となった。
担当業務は幅広い。制作者から寄せられる企画書などを基に、イメージに合ったロケ候補地の情報提供に始まり、ロケハン(ロケ地調査)、シナハン(脚本取材)も調整、同行する。実際に撮影に入ると、各種許可申請の協力、宿泊施設やケータリングなどの企業紹介、エキストラの募集、手配なども担う。
14年度以降、年間100~120件を支援。半数以上が実際のロケにつながっている。新型コロナウイルス禍の期間中もリモート取材協力やロケハン代理などで需要を一定維持した。
22年度以降はNHK朝の連続テレビ小説、フジテレビ系「月9」枠、TBS系「日曜劇場」枠などテレビドラマの話題作が続いた。今年は、俳優のオダギリジョーさんが製作、主演する「夏の砂の上」やカズオ・イシグロさん原作の「遠い山なみの光」など本県ゆかりの映画の公開が控えている。
こうした中、県FCは、作品のプロモーションと絡めたロケ地のPRに力を入れ始めた。制作者側とあらかじめ権利処理確認書を交わし、完成作品の宣材写真の使用許諾を明確化。昨年は月9ドラマ「君が心をくれたから」とアニメ映画「きみの色」のロケ地マップを作製し、作品の場面写真を盛り込んだ。
県の観光ウェブサイト「ながさき旅ネット」内には、県内ロケ作品やロケ地を紹介する特集ページを新たに開設。ロケ地を巡るモデルコースを掲載し、“聖地巡礼”をPRしている。
全国では、地元企業が作品とコラボレーションした商品や飲食メニューを開発する動きなども活発化している。県FCの担当者は「作品に対するファンの熱量は大きく、ロケツーリズムにはビジネスチャンスが眠っている。県FCの経験の蓄積を生かしつつ、市町や地元企業と連携して経済効果を高めたい」としている。