米「ラストベルト激戦州」で全勝 トランプ氏、下院接戦続く

2024/11/07 [04:29] 公開

米フロリダ州の集会会場で演説後、おどけるトランプ前大統領=6日(ロイター=共同)

米フロリダ州の集会会場で演説後、おどけるトランプ前大統領=6日(ロイター=共同)

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 【ワシントン共同】米大統領選は6日も開票が進み、共和党のトランプ次期大統領(78)が中西部ミシガン州で勝利を確実にし、ラストベルト(さびた工業地帯)の激戦3州全てを制した。米主要メディアが報じた。

 CNNテレビによると、民主党のハリス副大統領(60)はトランプ氏に電話し、敗北を認めた。共和党は4年ぶりに上院多数派の奪還を決め、接戦が続く下院選で多数派を維持するかが焦点となる。

 3州はミシガンと中西部ウィスコンシン、東部ペンシルベニア。トランプ氏は2016年大統領選で産業構造の変化に不満を募らせる白人労働者らの支持を得て3州全てで勝利したが、20年大統領選ではバイデン氏が取り返した。