変わらない格好良さ「楽しんで」 宇崎竜童デビュー50周年メモリアル 11月に長崎でコンサート

2024/09/29 [12:39] 公開

宇崎竜童のデビュー50周年イヤーメモリアルコンサートのポスターを掲げ、PRする明治大校友会の宮田さん(左から2人目)ら=長崎新聞社

宇崎竜童のデビュー50周年イヤーメモリアルコンサートのポスターを掲げ、PRする明治大校友会の宮田さん(左から2人目)ら=長崎新聞社

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1973年に「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」を結成し、リーゼントにサングラス、つなぎ姿でロックやバラードを熱唱し、一世を風靡(ふうび)した宇崎竜童。昭和、平成、令和と時代を駆け抜けてきた宇崎のデビュー50周年イヤーメモリアルコンサート「Thank you for the music ~Our history again~」が11月16日午後6時から長崎市のべネックス長崎ブリックホールで開かれる。
 宇崎は東京都出身。デビュー後まもなく「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」など数々のヒット曲を生み出し、作曲家としても活躍。妻で作詞家の阿木燿子とのコンビで山口百恵に「プレイバックpart2」などの楽曲を数多く提供し、山口の黄金時代を築いた。
 メモリアルコンサートは、宇崎の演奏活動の集大成と位置付け、阿木がプロデュース・MCを務める。長崎公演は九州で唯一開催。
 「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」時代のデビュー曲「知らず知らずのうちに」や「身も心も」「沖縄ベイ・ブルース」をはじめ、ロックに和のテイストをミックスさせ84年に結成したバンド「竜童組」時代の「ザ・カムイ」、93年に結成した三つ目のバンド「宇崎竜童&RUコネクション with 井上堯之」時代の「相聞歌」なども披露する予定。
 長崎公演は、宇崎の出身校である明治大の校友会長崎市地域支部が主催。同校友会県支部幹事長の宮田正一さん(66)は「大学1年の時の学園祭でダウンタウン・ブギウギ・バンドの生歌を聞き、強烈な印象を受けた。十数年前、明治大のイベント『ホームカミングデー』で宇崎さんのアコースティックライブを聞き、さらに好きになった。宇崎さんの格好良さは今も変わらない。幅広い世代に長崎公演を楽しんでほしい」と呼びかけている。
 チケットは7千円(全席指定)で、チケットぴあ、ローソンチケットで販売中。当日券は8千円。未就学児の入場不可。
 問い合わせは同校友会長崎市地域支部(電090・3076・3252、平日午前10時~午後5時、メールmiyata_3710@yahoo.co.jp)。